サバを唐揚げにするとどうなるか
サバの竜田揚げはよく見かける。
しかし、サバの唐揚げはあまり聞かない。
少なくとも筆者は、外食で
「サバの唐揚げ」という料理に出会った記憶がない。
あるのは竜田揚げ。
しかし唐揚げとは少し違う。
竜田揚げは、醤油や生姜で下味をつけ、
片栗粉をまぶして揚げる料理だ。
一方、唐揚げはもう少し自由な料理である。
味付けも粉も、店や家庭によってさまざまだ。
そこで思った。
サバは唐揚げにならないのだろうか。
それとも、単にあまり作られていないだけなのだろうか。
半身をそのまま揚げてみる
今回はシンプルな条件で試してみる。
使ったのは骨取りのサバ。
三枚おろしの半身を、そのまま使う。
味付けは軽く塩。
衣は片栗粉。
そして半身のまま、油に入れる。
サバの半身揚げ。
かなり豪快な料理だ。
揚がった姿は、なかなか迫力がある。
これがサバカラ である。
食べてみる
結果は、かなり良かった。
まず食べ応えがある。
半身をそのまま揚げるので、
ボリュームがしっかりある。
むしろ感覚としては
鶏の唐揚げより
鶏の半身揚げに近い。
サバの脂は揚げることで甘みが出る。
皮も香ばしくなる。
シンプルに言えば
普通に美味しい。
サバは焼いても美味しいが、
揚げてもかなり強い。
ただし課題もある
一方で、課題もあった。
揚げた当日は問題ない。
むしろかなり美味しい。
しかし翌日になると
少し臭みが出た。
サバは脂の多い魚だ。
揚げ油と魚の脂が合わさることで、
時間が経つと香りが変わる可能性がある。
これはサバカラの
一つの課題かもしれない。
それでも可能性はある
サバカラ
と呼ぶことにするこの料理にはまだまだ可能性がある。
まだソースもつけていない。
まだ単品料理だ。
合わせる酒はなんだろう?
可能性は無限。
サバは焼き魚の王だ。
けれど、揚げても主役になるかもしれない。